2013年7月23日火曜日

九州大学演習林

このほど当会の事業で、足寄町にある「九州大学演習林」にて研修会を行いました。
九大さんは、文字通り九州の福岡、宮崎に二つの演習林を持ち、この足寄町に九大としては最も広大な3710haもの広さをもつ北海道演習林があります。
土曜日夕方に集合し、まず昨年出来上がったばかりの「からまつ講義棟」にて、久米林長からからまつについての講義をして頂きました。90分の予定が予定時間を過ぎての質疑応答となりました。
その後、九大職員の方々が何日も前から準備して頂いた、焼き肉をはじめ”かっぽう酒””流しそうめん””エゾ鹿ロースト”など珍しく、おいしいものをたくさん頂きました。かっぽう酒ってどんなものか解らなかったのですが、竹を割ったものに焼酎をいれて炭火の上に置き燗酒のようにして、それを竹のコップで頂くものです。九州の香りがしましたよ。そのあとの2次会でも、こんにゃくや辛子レンコンなど九州のおいしい食材を肴においしい九州の焼酎を頂きました。また、メンバーも足寄町ペレット研究会の皆さん、山を守っている元気な後継者の皆さんの会”あしょろ岐士会”の皆さんとも本当にいろんな話をさせて頂きました。
翌日は、九大のマイクロバスにて演習林内を案内して頂きました。60年も生きてきたカラマツ林や8mの高さまで枝打ちを行った林分、ミズナラ細胞式舌状皆伐施業林、更に立木の樹冠を上から望める樹冠展望タワーなど本当に普段見られない森や景色を見せて頂きまた、九大独自の山作りについても久米林長から詳しく説明頂きました。
今回は、とかちの木・・の幹事、菅原さんをはじめ、九大の皆様、ペレット研究会の皆様、足寄町役場の方々そして若くてたくましいあしょろ岐士会の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
会長 瀬上




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